40代になってから、ふと鏡をみたときに
「あれ、あごまわりが前よりもたついてる?」
と感じることはありませんか。
写真を撮ったとき、横顔を見たとき、スマホの画面にふと映った自分を見たとき。
体重が大きく増えたわけではないのに、二十顎やフェイスラインのぼやけが気になると、少し落ち込みますよね。
でも、二重顎は「太ったから」だけで起こるものではありません。
40代になると、姿勢のぐずれ、スマホの見る時間、むくみ、表情を動かす機会の減少、顔まわりのゆるみなど、いろいろな要因が重なりやすくなります。
この記事では、40代から二重顎が気になりだす理由と、毎日の中で見直したい習慣をやさしくまとめました。
40代に二重顎が増える理由|20~30代との違い
20代や30代のころは、少しむくんでも寝れば戻ったり、少し太っても顔まわりの印象が大きく変わらなかったりしたかもしれません。
でも40代になると、同じような生活をしていても、
「前よりフェイスラインががぼんやりして見える」
「横顔のあごまわりが気になる」
「写真に写ると顔まわりがもたついて見える」
と感じやすくなることがあります。
その理由のひとつは、肌のはりや筋肉量の変化です。
年齢とともに、肌のはりを支えるうるおいや弾力は少しずつ変化しやすくなります。また、体全体の筋肉量も年齢とともに落ちやすくなり、若いころと同じ生活をしていても、姿勢が崩れやすくなったり、フェイスラインの印象が変わったりすることがあります。
さらに、スマホやパソコンを見る時間が長いと、首が前に出たり、背中が丸まったりしやすくなります。
こうした年齢による変化と、毎日の姿勢や生活習慣が重なることで、40代は二重顎や顔まわりのもたつきが気になりやすくなるのです。
つまり、二重顎は「太ったから」だけではありません。年齢による変化、姿勢、むくみやすさ、表情を動かす機会の減少などが重なって、顔まわりの印象が変わることがあります。
だからこそ、無理なダイエットや強いマッサージをするよりも、まずは毎日の小さな習慣を見直すことが大切です。
二重顎につながりやすい5つの原因
ここからは、40代の二重顎につながりやすい原因をみていきます。
当てはまるものがあっても、「だからダメ」ということではありません。まずは、自分の生活の中で重い当たるところがないか、やさしく確認してみてください。
姿勢のくずれ
二重顎が気になると、つい顔だけを見てしまいます。でも、実は姿勢も大きく関係します。
背中が丸まり、首が前に出た姿勢になると、あご下がもたついて見えやすくなります。時に、デスクワークやスマホ時間が長い人は、知らないうちに前のめりの姿勢になっていることがあります。
まずは、気づいたときに軽くあごを引いて、背中を少し伸ばすところから始めてみましょう。ずっと完璧な姿勢でいる必要はありません。「気づいたら戻す」くらいで大丈夫です。
スマホを見る時間
スマホを見る時間が長いと、下を向く時間も自然と増えます。特に、寝転がってスマホを見るときや、ソファでくつろぎながら見ているときは、首が前に倒れやすくなります。
下を向く姿勢が続くと、あご下に負担がかかり、二重顎が目立ちやすく見えることがあります。
使う時間をゼロにするのではなく、見る位置を少し変えるだけでも十分です。
むくみ
顔まわりがもたついて見える原因のひとつに、むくみがあります。前日に味の濃いものを食べた日や、寝不足の日、体が冷えている日などは、朝起きたときに顔が重たく感じることがあります。
むくみは一時的なものもありますが、生活習慣が続くと「なんとなくいつも顔まわりがすっきりしない」と感じやすくなります。
外食やコンビニ食が続くと、知らないうちに塩分を多く摂っていることもあります。「昨日は少し味の濃いものが多かったな」と思った日は、水分をこまめにとったり、体を冷やしすぎないようにしたりして、少しだけ、意識して整えてみましょう。
表情を動かす機会の減少
人と話す機会が少なかったり、家にいる時間が長かったりすると、表情を大きく動かすことが減ります。仕事中もパソコンに向かっている時間が長いと、無表情のまま過ごしていることが多いかもしれません。
大げさな顔トレをする必要はありません。口角を少し上げる、声を出して話す、「あ・い・う・え・お」とゆっくり口を動かしてみる。そんな小さなことでも、顔まわりを使うきっかけになります。
体重変化とフェイスラインのゆるみ
体重が増えると、顔まわりにも変化が出やすくなります。ただ、40代の場合は「体重が増えたから二重顎になる」と単純に考えすぎなくてもいいと思います。
体重の変化に加えて、姿勢、むくみ、はり感、生活リズムなどが重なって、フェイスラインがぼんやり見えることもあります。
二重顎が気になったときにいきなり厳しいダイエットを始めるよりも、「最近、下を向く時間が長くなってないかな」「肩こりがひどくなっていないかな」「むくみやすい生活になっていないかな」と、いくつかの方向から見直してみるのがおすすめです。
今日からできる6つの習慣
二重顎や顔まわりのもとつきが気になったときは、特別なケアを始める前に、まず毎日の習慣を見直してみましょう。続けやすいものから、少しずつ取り入れてみてください。
1.下を向く時間を減らす
スマホを見るとき、読書をするとき、料理中にレシピを見るとき。日常の中には、意外と下を向く時間がたくさんあります。
気づいたときだけで大丈夫です。スマホを見ている途中で一度顔を上げる、首をゆっくり伸ばす、あごを軽く引く。そのくらいの小さなリセットを入れてみましょう。
2.スマホの位置を少し高くする
スマホを見るときは、なるべく目線に近い高さに持ってくるのがおすすめです。下のほうでスマホを持つと、どうしても首が前に倒れやすくなります。
「スマホを見ないようにしなきゃ」と思うと続きにくいので、「見る位置を少し上げる」くらいのゆるい意識で十分です。
3.首・肩まわりをゆるめる
顔まわりをすっきり見せるには、顔だけでなく首・肩まわりをゆるめることも大切です。肩がこっていたり、首まわりがガチガチになっていたりすると、姿勢も崩れやすくなります。
お風呂上りや寝る前に、首をゆっくり左右に倒したり、肩を大きく回したりするだけでも、少し体が軽く感じることがあります。顔のケアを頑張る前に、まず首・肩をゆるめる。この順番のほうが、無理なく続けやすいです。
疲れがたまっていると、姿勢も崩れやすくなります。40代になってから疲れやすさも気になっている人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:40代が急に疲れやすくなる3つの原因|更年期・自律神経・睡眠との関係をやさしく解説

4.よく噛んで食べる
食事のときに、よく噛んで食べることも見直したい習慣のひとつです。よく噛むことで、すぐに二重顎が変わるわけではありません。でも、早食いを防いだり、口まわりを意識して使うきっかけになったりします。
まずは、ひと口目だけでもゆっくり噛む。食事の最初だけ意識してみる。それくらいから始めると、無理なく続けやすいです。
5.塩分・冷え・睡眠不足に気をつける
顔まわりのむくみが気になる人は、塩分・冷え・睡眠不足にも気をつけたいところです。
むくみやすいと感じる日は、味の濃いものを控えめにする、水分をこまめにとる、体を冷やしすぎない、早めに休む、など、できる範囲で整えてみましょう。二重顎対策というよりも、40代の体をいたわる習慣として取り入れるのがおすすめです。
6.顔まわりをやさしく保湿する
乾燥していると、肌がしぼんで見えたり、はり不足が気になったりしやすくなります。スキンケアのときに、頬や口まわりだけでなく、フェイスラインから首もとまでやさしく保湿してみましょう。
強くこする必要はありません。手のひらで包み込むように、やさしくなじませるくらいで十分です。
乾燥やはり不足が気になる人は、40代向けの美容液の記事も参考にしてみてください。
関連記事:40代のおすすめの美容液5選|乾燥・ハリ不足・くすみ印象が気になる人へ

顔まわりをすっきり見せるコツ
姿勢を整える
背中が丸まっていると、首が前に出て、あご下がもたついて見えやすくなります。反対に、背筋を少し伸ばして、軽くあごを引くだけでも、フェイスラインの見え方は変わります。
胸を張りすぎたり、背筋を無理に伸ばしすぎたりすると疲れてしまいます。肩の力を抜いて、頭が上から軽く引っ張られているようなイメージで整えてみましょう。
メイクや髪型で目線を上げる
二重顎やフェイスラインが気になる日は、メイクや髪型で目線を上げるのもおすすめです。たとえば、目元に少し明るさを出したり、チークを高めの位置に入れたりすると、視線が上に向きやすくなります。
「隠す」よりも「目線を上げる」くらいの感覚で整えると、自然に見えやすいです。
顔まわりが気になる日は、ベースメイクの仕上がりでも印象が変わります。40代の肌に合う化粧下地を見直したい人は、こちらも参考にしてみてください。
関連記事:40代におすすめの化粧下地5選|乾燥・毛穴・くすみをカバーする人気アイテム

無理なマッサージはしすぎない
二重顎が気になると、つい強めにマッサージしたくなることがあります。でも、顔の皮膚はデリケートです。強くこすりすぎると、肌に負担がかかることもあります。
マッサージをするなら、クリームやジェルを使って、摩擦を減らしながらやさしく行いましょう。「気持ちいい」と感じるくらいで十分です。
セルフケアで変わらないときは
毎日の習慣を見直しても、すぐに変化を感じられないこともあります。二重顎や顔まわりのもたつきは、1日で大きく変わるものではありません。
急に腫れた・痛みがある場合は受診も考える
あごまわりや頬が急に腫れた、痛みがある、片側だけ大きく腫れている、口の中や歯ぐきにも違和感がある。このような場合は、二重顎以外の原因が疑われます。
いつもと違う腫れや痛みがあるときは、無理にマッサージせず、早めに医療機関へ相談しましょう。美容の悩みに見えても、体の不調からくるサインのこともあります。
美容医療はメリット・デメリットを確認してから
美容医療には、脂肪吸引や注入治療、たるみケアなど、いろいろな方法があります。ただし、費用やダウンタイム、リスク、仕上がりの個人差などもあります。
「すぐに変わりたい」という気持ちだけで決めるのではなく、メリット・デメリットを確認してから検討しましょう。
まとめ
40代の二重顎は、体重だけではなく、姿勢やスマホ習慣、むくみ、顔まわりのゆるみなどが関係していることがあります。
20代や30代のころと同じように過ごしていても、年齢とともに肌のはり感や筋肉量、生活習慣の影響が出やすくなり、フェイスラインがぼんやり見えることもあります。
だからこそ、いきなり特別なことを始めるよりも、まずは毎日の小さな習慣を見直すことが大切です。
- 下を向く時間を少し減らす
- スマホを目線の高さに近づける
- 首・肩をこまめにゆるめる
- よく噛んで食べる
- 塩分・冷え・睡眠不足に気をつける
- 顔まわりをやさしく保湿する
どれもすぐに大きく変わるものではありませんが、続けていくことで「なんとなく変わまわりがすっきり見えるかも」と感じられるきっかけになるかもしれません。
無理に若く見せようとしなくても大丈夫。今の自分を少し心地よく整えるつもりで、できることから始めていきましょう。



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