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40代で派遣事務を考えるとき、「自分に合う働き方だろうか」「新しい職場でやっていけるだろうか」と気になりますよね。実は私も、働き始める前は同じことをぐるぐる考えていました。
私は現在、テンプスタッフから派遣され、事務の仕事をしています。今の職場には、私が働きやすいと感じる条件がいくつかあります。一方で、慣れるまで不安だったことや、自分では調整しにくいこともありました。正直、働き始める前に知っておきたかった、と思うことも結構あります。
本記事では、私の職場での経験をもとに、派遣事務のメリットと気になったこと、仕事を選ぶ前に確認したいことを、実感ベースでお伝えします。
派遣事務は働きやすい?私の答え
結論から言うと、私の場合は「働きやすい」と感じています。理由は、勤務時間が決まっていることと、担当する仕事が分かれていること。仕事に慣れてからは、派遣社員と社員の仕事の分担で困ることはありません。
ただ、働きやすさは職場の条件によって変わると思います。私の職場でも忙しい時期には残業があり、就業を始めたころは、誰に何を聞けばいいのか分からず、正直かなり不安でした。「派遣なら必ず定時に帰れる」「最初から仕事がしやすい」とは言えない、というのが率直な実感です。
私が派遣事務で働きやすいと感じた条件
勤務時間が決まっている
今の勤務時間は9時から17時30分までです。普段は残業がほとんどないので、仕事のあとの予定を考えやすくて、地味にありがたいと感じています。
ただし、忙しい時期には残業があります。毎日必ず17時30分に帰れる、という働き方ではありません。勤務時間については、働き始める前にあらかじめ知っておいてよかったと思います。
担当する仕事が分かれている
今の職場では、派遣社員が担当する仕事と、社員が担当する仕事が分かれています。慣れてからは、仕事の分担について迷うことはなくなりました。
ただ、今の職場での仕事の分かれ方は、あくまで一例です。派遣事務なら必ず同じように仕事が分かれている、という意味ではありません。求人ごとに確認したいポイントだと思います。
派遣事務で困ったこと・気になったこと
一人で就業を始めたころは不安だった
私が仕事を始めたとき、同じタイミングで入る派遣社員はいませんでした。職場で分からないことがあっても、「誰に話しかければいいんだろう」「担当している仕事の次は何をすればいいんだろう」と、慣れるまではドキドキしていました。正直、就業直後の時期が一番しんどかったです。
今は仕事の分担が分かり、仕事面で困ることはありません。とはいえ、就業当初に質問しやすい環境かどうかは、私にとって大切な点でした。振り返ると、最初の数週間をどう乗り切るかで、就業後しばらくの働きやすさもだいぶ変わる気がしています。
暇な時期と忙しい時期がある
仕事量は時期によって変わります。暇なときもあれば忙しいときもあり、仕事のやり方が変わることもあります。忙しい時期には残業が発生します。私の職場でも、繁忙期は思っていたより残業が増えて、少し驚きました。
仕事量の波は、自分だけでは調整できません。絶対に定時で帰りたい場合は、求人を選ぶ段階で、繁忙期や残業の見込みを確認したほうがよいと思います。
派遣先の人間関係は?私の職場の場合
私語は少なく、仕事上の付き合いが中心
今の職場では、仕事中に私語をすることはほとんどありません。周りには20代から30代前半の人が多く、私と同じくらいの年齢の人はいません。最初は少し寂しいかもと思っていましたが、実際に働いてみると案外気楽でした。
私は今のところ、職場の人とは仕事仲間として付き合っています。もっと親しくなりたいなら、自分から話しかけることも必要そうです。職場の雰囲気は、職場ごとに違うと思うので全てに当てはまるものではありません。
飲み会への参加は必須ではない
歓迎会などの飲み会がたまにありますが、私の職場では参加しなくても大丈夫です。仕事上の付き合いと、仕事以外の交流を自分なりに考えられる点は、気が楽だと感じています。
派遣事務を選ぶ前に確認したいこと
私が今の職場で経験したことから、次に仕事を選ぶときは、求人票を見るだけでなく、派遣会社の担当者にも次の点を聞いてみたいです。調べながら整理してみると、確認したいことは大きく3つに絞られました。
| 確認したいこと | 聞いてみたい質問 |
|---|---|
| 残業と仕事量 | 忙しい時期はいつか。繁忙期の残業はどのくらい見込まれるか。 |
| 就業当初のサポート | 仕事を教えてくれる人や、分からないときの相談先は決まっているか。 |
| 職場の雰囲気 | 分かる範囲で、仕事中の会話や職場での交流の様子を教えてほしい。 |
私にとって働きやすかった条件が、ほかの人にも同じように合うとは限りません。譲れない条件を先に考えておくと、求人を見たときに判断しやすくなると思います。
派遣の契約と待遇で知っておきたいこと
以降は私の体験談とは分けて、制度について調べてみたことを書きます。制度まわりは意外と複雑だったので、一つずつ確認しながら整理してみました。なお、実際の契約条件や待遇は、派遣会社から示される書面で確かめてください。
「3か月更新」と「3年の期間制限」は別の話
派遣の契約が、すべて3か月更新というわけではありません。日本人材派遣協会の2025年度調査では、有期契約の回答者の62.1%が3か月契約でした。一方で、無期契約で働く回答者もいます。(出典:日本人材派遣協会)
調べてみるまで、3か月更新が当たり前だと思い込んでいたので、無期契約の回答者もいると知って少し意外でした。
また、同じ派遣先の同じ組織単位で働ける期間には、個人単位で原則3年の制限があります。派遣元で無期雇用されている人や60歳以上の人などは例外です。3年の期間制限は、一回ごとの契約更新とは別の制度です。
正直、働き始める前はこのあたりの違いをよく分かっていなかったので、調べてみてようやく整理できました。
賞与・退職金は「派遣にはない」と決めつけない
賞与や退職金について、派遣社員には一切ないとは言えません。派遣元は雇入れ時に、賞与や退職金の有無などを明示することになっています。自分の待遇がどうなっているかは、派遣会社に確認することが大切です。(出典:厚生労働省)
「派遣だから賞与はない」と勝手に思い込んでいたので、明示義務があると知って、次は自分でも確認してみようと思いました。
2026年10月から待遇に関するルールが変わる
2026年10月1日から施行・適用される改正では、待遇の違いの内容や理由などについて、派遣元に説明を求められる旨を、雇入れ時や派遣時に明示することが追加されます。同一労働同一賃金のガイドラインの明確化なども行われます。
待遇について説明を求める仕組みは以前からありますが、個人的には、説明を求めやすくなるのは前向きな変化だと感じました。詳しい改正内容は厚生労働省の案内で確認できます。(出典:厚生労働省)
まとめ
私が今の派遣事務で働きやすいと感じるのは、勤務時間が決まっていて、慣れてからは担当する仕事も分かりやすいからです。
一方で、一人で就業を始めたときの不安や、仕事量の波も経験しました。派遣事務を選ぶときは「派遣のメリット」だけで判断せず、残業が増える時期、就業当初の相談先、職場の雰囲気を、自分の希望と照らして確かめてみてください。
調べながら書いてみて、制度面はまだ知らないことが多いと私自身も実感しました。同じように迷っている人の参考に少しでもなればうれしいです。
